愛にまさるものは、この世にただ一つさえない

どんな立派な行為も、美しさも、才能も、豊かさも、愛がなければむなしいだけだ。社会の中では、多くの賞賛の声と、羨望のまなこがそれに向けられるが、それらは永遠ではなく、いっとき、束の間の出来事で、全ては過ぎ去っていく。全てがなくなっても、最後…

どうしようもなく、懲りない者、その名は人間

本当にその通りだと思う。自分も含めて。だから、イエスさまの赦しの業が必要となる。ただし、それは自分の罪を赦していただくためのルーツではあっても、自分の罪を許してもらうためのツールとして、それを使っているのではないという条件をクリアしている…

人間の、人間による、人間のための教会

それが、よい意味なら、それで全然構わないと思うよ。わざわざ、神の名前を出さずとも。しかし、悪い意味なら、神の名を使っている分、その罪は幾重にも増して重くなる。

キリスト教って、本当にただ信じるだけでいいの

聖書のイエスの言行についての学びは、しばらく休みます。今回は救いの本質についてです。救われるために必要なのは、信じることだけとよく言われる。救いというのは、魂の救いということらしいが、魂の救いとは罪からの救いだという。しかし、人間には、自…

イエスの言行研究会 マタイ第6章の1

今日のテーマは、 【施しをするときには、人に見せるためにしないように】です。今日のテーマの分かりやすい例として、世間でも、売名行為だと言われるケースがよくあります。その行為が売名のためなのかどうかは、本人が一番よく知っていることです。しかし…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の7

8月26日、今日は主日です。一緒に聖餐をいただきましょう。一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子達に与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」どうぞ、パンを食して下さい。また、…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の6

今日のテーマは、 【復讐してはならない】です(マタイの5章の38節~42節)。旧約で、目には目を、「歯には歯を」という掟があり、それは現代的な保障という意味合いよりは、犯した罪に対する罰則的な側面が強かったようです。それが転じて、報復(やられたらやり…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の5

今日はマタイの5章33節~37節です。誓いについてのイエスの言葉です。旧約聖書時代のユダヤ社会では、「誓いを立てたら、それを主に果たせ」という戒めがありました。士師時代の、士師の一人であったエフタは、異民族との戦いに勝利させて下さいと、イスラエル…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の4

マタイ5章の21節~32節十戒の「殺してはならない」という戒律より、さらに厳しい倫理基準がここでもイエスによって語られています。「人に対して腹を立てて、能なしとか、ばか者と言う者は、最高議会に引き渡されたり、地獄の燃える火の中に投げ込まれる。」と、…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の3

戒めだから、戒めのうち最も小さいものの一つでも、これを破ったり、また破るように教えたりする者は、天の御国で、もっとも小さい者と呼ばれます。しかし、それを守り、また守るように教えるものは、天の御国で、偉大な者と呼ばれます。これは、法律にがん…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の2 主日

今日は、主日なので、聖餐をいただきます。聖餐は、イエスの言葉から判断すると、キリスト教会の専有物にはあたりません。イエスを信じる人には、誰にでも与えられます。また、イエスを主と告白していなくとも、自ら拒否するのでなければ、主はすべての人の…

イエスの言行研究会 マタイ第5章の1

今日はマタイの福音書の5章の1~12節を見ていきます。有名な山上の垂訓と言われているところです。いまさらそれか、と思われるクリスチャンの方も多いかもしれませんが、イエスの最初のまとまった説教なので、通りすぎないで見ていこうと思います。まず7つの…

イエスの言行研究会 マタイ第4章

イエスが40日40夜断食した後で、サタンが近づいてきて、イエスを試みました。1 空腹のイエスに対して、「神の子なら、この石をパンに変えなさい。」2 「あなたが神の子なら、神殿の頂きから下に身を投げてみなさい。『神はみ使い達に命じて、あなたが石に打ちつ…

イエスの言行研究会 マタイ第3章

マタイの福音書から 第3章ここには、バプテスマ(洗礼)のヨハネの記事があります。このヨハネは、イエスの12弟子の一人で、ヨハネの福音書、ヨハネの手紙第1~第3、黙示録を書いたとされているヨハネとは別人です。バプテスマのヨハネが現れたのは、イエスへ…

イエスの言行研究会 マタイ第2章

今回はマタイの福音書の第2章です。ここには、旧約のミカ書の5章2節に預言されていた、「イエス・キリストの誕生の地は、ユダヤのベツレヘムである。」ということが、現実として起こったということが書いてあります。その後、ユダヤのヘロデ王が、イエスに自分…

イエスの言行研究会 マタイ第1章

マタイの福音書から その1マタイの福音書は、ユダヤ教の知識のあるユダヤ人達に向けて書かれていると言われています。それで、いきなりイエスの肉の祖先の系図が書かれていますが、イエスは、神の世界から人間世界に降りてきて、私達のために人の言葉で話し…

ミニネットチャーチ【光】 イエスの言行研究会

教会に行くと、聖書全てを神の言葉として学べと言われますが、聖書全てを正しく学ぶのは至難の技です。全ての教会での教えが必ずしも、神のみこころではない場合もあります。イエスの言行を学ぶことは、聖書全体を正しく学ぶことに相当します。パウロも、ユ…